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[2022/09/25] 鉄砲玉渡欧3日目 女の子たちの満面の笑み /

令和4/皇紀2682年8月30日 先勝 | 2022/10/02 22:44 更新
バイエルン vs ブレーメン、ほぼ満員のスタンド
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市庁舎前にて
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まさにヨーロッパに来た!というような伝統的な街並み
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石畳の道をトラムが走り抜けていく。
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日曜マーケットに現れた。
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いろいろなお店が軒を連ねる日曜マーケットの真っ最中
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最寄りの地下鉄駅からスタジアム近くに向かうバスの中。多くはバイエルン女子の試合を観戦しに行くファンたち
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今日の試合が行われるバイエルンミュンヘンのアカデミー施設
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アカデミー施設に集まったファンたち
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ボリューミーなステーキサンドで腹ごしらえ。5ユーロなり
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選手入場。程よい規模感のミニスタジアム。日本も見習っては?
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出待ちでごった返す人たち
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今日のメインは、女子サッカー・ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンの公式戦の観戦。
女子ブンデスリーガは5年ほど前に一度観戦したことがあるのだが、ここ数年でドイツをはじめ、ヨーロッパの女子サッカー事情は様変わりしており、先般行われた女子のユーロ決勝では9万人近くの男女合わせての最多記録という観客がスタジアムに集結し、話題を呼んだのは記憶に新しい出来事である。
果たして、前回観戦した時とどれくらい変わっているのか。
女子サッカーに携わってきた一員として実に興味がある。

まずは市街地に出ると、試合時間まで時間があったので、途中の乗換駅でもある「Marienplatz」(マリエン広場)で下車して、周辺を散策する。
駅から地上に出ると、ミュンヘンの名所でもある、ミュンヘン新市庁舎がそびえている。
日曜ということもあり、多くの観光客が訪れていた。
あたりはまさにヨーロッパにやってきた!という歴史的な街並みで、歩いているだけで楽しい。

マリエン広場から北方へ地下鉄1駅分歩いてみると、「Odeonsplatz」駅周辺の広場ではちょうど日曜マーケットが行われていて、多くの人たちでにぎわっていた。おいしそうな肉料理やソーセージを頬張りながら、昼間からビールを飲む。さすがだ!!笑

と、トイレに行きたくなり、周辺でトイレを探すがなかなか見つからない。
これ、ドイツではあるある!
昨日も街を歩いていて苦労したのだが、ミュンヘンはとにかく公衆トイレがほとんどない。
しかも、有料トイレが常識。
無料で用を足すなら、飲食店に入るか、ホテルで用を足す必要がある。
地図アプリで「toilet」で調べたところ、近くにあったので行ってみたが、なんと閉鎖中。
現地のおじいさんもトイレを探してきたようで、閉鎖におかんむりのようすだった。
ビールとかも販売しているマーケットの近くなのに、、、トイレがないとは、、

というわけで、仕方なく、地下鉄に乗り、トイレのある駅へ行く。
トイレに行くために地下鉄に乗るなんて初めての体験!!笑

先程降り立った「Marienplatz」駅の構内に有料トイレがあったので、そこへ。
お金を払うのに行列ができていて、入るのに10分くらいかかっただろうか。
ドイツではトイレは本当に気をつけた方が良い。
ちなみに利用料は60セント(約90円)だった。なかなかいい金額だ。笑


トイレで一騒動あった後、結局時間を消費してしまい、スタジアムに向かうことに。
今日行われる試合はバイエルン・ミュンヘンが最近新たに建てたアカデミー施設にあるミニスタジアムで行われる。
交通の便は案外不便で、市街地から地下鉄と路線バスを乗り継いで行く。
最寄りのバス停からは徒歩5分程度。
バスに乗り込むと、バイエルンの試合を見に行く人たちが続々と乗車してきて、気づいたら満員状態だった。

試合会場に到着すると、お昼を食べていなかったので、ボリューミーなステーキサンドを頬張って腹ごしらえ。
5ユーロなり。もちろんお供はビール。これ、ミュンヘンの標準。

試合開始前になると入場ゲートに大行列ができていたが、なんとかキックオフ時刻には間に合った。
バイエルン・ミュンヘンには日本代表の熊谷選手が所属している。
そんな御縁もあって、今回観戦が実現した。

ミニスタジアムの収容人数は約3,000人といったところか。
おそらく2,000人は入っていると思われ、メイン、バックスタンドとも座席がうまっていた。
このスタジアムもこぢんまりとしているが、スタジアム感はたっぷりあり、なんとなくあたたかいムードも漂っていて、居心地の良いスタジアムである。
5,000人収容になぜかこだわっているWEリーグであるが、人数よりも質、地域の特性などをもっと大切にすべきでは、と思う。

ここ最近、ヨーロッパでは女子サッカーに万単位の記録的な入場者数を各国でたたき出しているが、ドイツでもスタジアムが大きくなれば、それだけ入場者数も増えるようで、5年ほど前にブンデスリーガの女子を観戦した時と状況は様変わりしているようだ。

試合は3-0でバイエルンミュンヘンが勝利したものの、相手のブレーメンも出足の速いハイプレスでバイエルンを苦しませていた。
特にスピードやパワーの面が日本とは比べものにならないほど速く強く、迫力があって、観ている側も楽しかった。

試合終了後、選手の出待ちで多くのファンでクラブハウス前はごった返していたが、選手もサインや写真撮影に気軽に応じていた。
特に小学生から中学生くらいの若い女の子たちが憧れの選手たちにサインをもらったりして、みな満面の笑顔でいた姿が一番印象的だった。本当に、屈託のない、あこがれの選手と出会えた、という純粋な喜びに満ちた笑顔だった。
こうして女子サッカーの文化が時代の選手に引き継がれていく自然な流れができているのだと思う。
方や日本はどうだろうか。

この時、新田さんが言った一言がとても興味深かった。
「日本の女子サッカーは「宝塚」をもっと調べた方が良い。「宝塚」の女性人気に、大きなヒントがあるような気がする。」
宝塚には女性としてのかっこよさがある。
そして、それにあこがれる女子たちが熱狂的にサポートしている。
中には、宝塚を目指す女の子も生まれている。


その後、熊谷選手とお会いして、いろいろとお話しし、ドイツをはじめ、ヨーロッパの現状について教えてもらった。

日本とヨーロッパはここ数年で強化の部分だけでなく、環境面も含めて、間違いなく、かなりの差がついた。
かつて、女子サッカーにおいては後進国であったオランダ、スペイン、イタリアも力をつけ、国内リーグも盛り上がってきている。

一方、日本は、、、
2011年の栄光で結局思考停止し、いまの状況になってしまっている。

ヨーロッパにはおそらく、巧みな戦略、マーケティング、大胆な投資、そして、裏打ちされたサッカー文化があるのだと思う。
改めて、女子サッカーに携わってきた者として、考えさせられる一日となった。


[WALK:11134]



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いつも私の拙い日記にお付き合い、ありがとうございます。
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